津本式血抜き、非加熱すり身ゲルなどの研究成果を令和2年度日本水産学会春季大会(於:東京,2020年3月開催)で発表予定でした。中止になり無念です。

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残念ながらコロナウイルス問題で令和2年度日本水産学会春季大会が中止になってしまいました。

ただし、発表としては成立で講演要旨集が参加者に送られてくるそうです。ということで、我々のチームから今回発表予定だった研究内容を御紹介します。

【口頭発表】
津本式急速灌流処理によるマサバの死後脱血
中村柚咲(海洋大)・津本光弘(魚仕立て屋)・南駿介・沖田歩樹・成澤侑汰・髙橋希元(海洋大)

グルコースオキシダーゼを用いた非加熱水産練り製品の新規製造技術
大村風音・髙橋希元・岡﨑惠美子・大迫一史(海洋大)

正直、どれも力作だったので残念です・・・。

津本式で死後でもしっかり血が抜けるぜ!! とか、加熱しなくてもすり身から練り製品がつくれるよ!!、とか発表したかったなぁ・・・(発表成立なんですけどね)。

仕方ありませんね、しっかりと研究を進めて次の発表に備えていきたいと思います。

津本式は全国紙の新聞にもとりあげられ、また夏前には熟成にフォーカスした本を発行するそうです。高橋班もお手伝いする予定です。

 宮崎市の水産仲卸店で働く職人が考案した魚の処理方法が、国内外で注目を集めている。生魚の状態でも長期の保存が可能になり、熟成技術への応用や、食品ロス削減にもつながるとされる。常識を覆す「津本式 究極の…

また我々のチームの熟成魚や津本式の研究成果も、学術誌に投稿し始めています。こちらも、どんどん論文として発表できると良いですね。

延期になってしまった津本式講演会は絶対やります!! もう少しお待ちいただければと思います。 とにかく、早くコロナウイルスと社会が落ち着いてくれるのを念願するばかりです・・・。

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